ゴルフ肘とは?293266041aa2b52da560590cde61c08b_s

上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつ-ないそく-じょうかえん)のことを、通称、ゴルフ肘(ゴルファー肘)と呼ばれています。

前腕部の過度な筋肉疲労によって、その筋肉の付け根である肘が、上腕骨内側上顆部(じょうわんこつないそくじょうかぶ)が炎症、痛みを起こし、肘も同じように疲れて炎症を起こすために痛みが出るということです。

手のひらを上に向けた状態で、肘の内側に痛みが出るゴルフ肘と肘の外側に痛みが出るテニス肘が代表的です。

安静時ほとんど痛みはありませんが、特定の動きをすると、肘の内側に疼痛(ズキっとした痛み)が生じたり、内側上顆部を押すと、痛んだり不快な感覚が生じます。

また、ゴルフだけではなく、家事などで同じ動作を長時間続ける事でも、肘痛になる事があるそうです。

ゴルフ肘は、上腕(肘から先)の筋肉の緊張により、上腕骨内側上顆に負担がかかって起こるのですから、肘から先の動きが大きく影響します。

ゴルフ肘の原因

①ゴルフ練習時、練習場のマットにドン、ドンとクラブを打ち付けている。
②ヒジに力が入りすぎて、つぱっている感じでスイングしている。
③両脇が開いていて、スイングが安定しないため、手を使った動作になっている。
④スイング時に、両肘を近づけ過ぎて、力が入り過ぎている。
⑤スイング時のグリップに、力が入り過ぎている。
⑥一般的に言われる、「手打ち」(体幹を使わない打ち方)になっている。
⑦「手打ち」にならないためにと、肘から手までの、前腕を固定しすぎている。

ゴルフ肘の治療

テニス肘・ゴルフ肘には、肩関節周辺の筋肉の緊張が大きく関わっています。
これは、肩関節の動きの制限が、肘関節の動きに影響を与えるからです。

肩関節が上手く動かなくては、肘関節を無理に動かさなくてはなりません。
この結果、肘に負担を与えていきます。

例えば、物を取る時、肩が動きにくければ、肘を動かして物を取ろうとしますね。

テニス肘・ゴルフ肘の方を治療させて頂くと、ほとんどの方に肩周辺の筋肉の緊張が見られます。痛みがなくても、ゴルフ肘・テニス肘改善のためには、肩関節の治療はとても大事な点です。

ゴルフ肘の解消方法

ゴルフ肘の治療は、患部の安静と炎症があれば冷やしていくことで状態は変化していきます。

肘の単なる曲げ伸ばしでは痛まないので、ついつい治療や、安静を忘れてしまい動かしてしまうので、なかなか治りにくく、軽く痛む感じが、だらだら続きます。

日常生活で自然と動かしてしまうところなので、なかなか治りにくく、肘に湿布などを貼っても痛みは取れない。

カイロプラクティックでは:橈骨と尺骨のズレを正常な位置に調整して、肘関節の働きを正常に戻します。
手首を曲げる筋肉と伸ばす筋肉の収縮を取り除き、肘への負担を減らすようにしましょう 。

ご自身でも、肘へのストレッチを十分に行いましょう。血液の流れを改善させ、筋肉の緊張を取り除き、体内の自然治癒力を高めていきます。

 

※自宅でできる肘のストレッチ

1 手のひらを内側に向けて両腕を前に突き出し交差させ、そのまま手を組みます。 組んだままの手を下に回して、胸の前を通して顎のところまでグルッと回します。 その状態からゆっくりと元に戻し、肘を伸ばして30秒間止めます。
※左右バランスよく

2 肘に力入れて腕を伸ばし、手首を下に曲げて5秒間止める。 その状態から、手首を上に反らして5秒間止める。
※より伸ばしたい場合は逆の手で軽く引っ張ってもよい

3 肘に力入れて腕を伸ばし、手首を外側に回してねじり、手首を反らして5秒止める。 その状態から、手首を内側に回してねじり、手首を曲げて5秒間止める。
※より伸ばしたい場合は逆の手で軽く引っ張ってもよい

注)お風呂に入って体が温まった後や運動前後、腕をよく使った後にストレッチをしていくと効果的です。