高校生、野球で腰が痛くて悩んでいる方へ

MLB】腰を痛がった大谷翔平、どういう痛みかは公表せず 監督代行の代行も「彼は大丈夫」と心配はせず:中日スポーツ・東京中日スポーツ

野球選手の怪我や故障で、膝や肩と並んで多いのが腰痛です。
現在プロ野球界で活躍している選手の中にも、腰痛に悩まされている選手が意外と少なくありません。10代の野球選手に多い椎間板ヘルニアや腰椎分離症、腰椎疲労骨折は早期発見、早期治療が必要です。

・なぜピッチングやバッティング時に腰が痛くなるのか?
・どうすれば痛みはなくなるのか?

野球で将来の夢を見ている小中学生や高校生、その保護者の方のために、野球で腰痛が起きてしまう原因とその予防方法について解説していきます。

腰椎分離症、腰椎椎間板ヘルニアって何?

まず、ご存じの方は多いと思いではないでしょうか?高校生で1番多いのは「腰椎分離症」です。
腰椎分離症は、腰椎に圧力がかかり骨折することにより生じます。脊椎(背骨)の一部である腰椎は、第1腰椎から第5腰椎までの5つの椎骨によって構成されています。この椎骨の前方部分を椎体、後方の部分を椎弓といいます。椎弓の一部は衝撃に弱く、ジャンプや腰をねじるなどの激しい運動の繰り返しでひびが入り、さらに圧力が加わることで疲労骨折を起こすことがあります。これが腰椎分離症です。好発部位は、傾斜がきつく圧力のかかりやすい第5腰椎です。

次に、よく耳にするのは「腰椎椎間板ヘルニア」です。
椎間板ヘルニアは、椎間板の髄核や線維輪という組織が脱出して神経を圧迫して起こる疾患です。前傾姿勢や前かがみの姿勢を長時間続けることや、急激に椎間板を圧迫して起こります。
野球では中腰姿勢をとることが多く、椎間板ヘルニアを起こしやすいといえます。また、急性腰痛(ぎっくり腰)を何度か経験しているとなりやすいといわれています。中腰やしゃがんだ姿勢を長時間保っていると、背中や腰の筋肉が緊張しやすく疲労が積み重なって腰痛を引き起こすのです。臀部や足のしびれを伴うこともあります。

原因として、一番多いベスト3

①胸郭が硬い
②股関節が硬い
③姿勢やフォームが悪い

野球スポーツ外傷 腰痛(腰椎分離症) | がんばるわが子に10分ケア。パパママトレーナー

実は、野球は中腰姿勢でいることが多いスポーツです。
内野選手は中腰で構えていますし、バッティングは止まっている姿勢から急激に腰をひねります。また、走ってボールを追いかけて捕球するときにも腰をひねる動作がよく見られます。中腰から身体をひねったり、急に背中を伸ばしたりすることで、腰椎に大きな負担がかかるのです。またキャッチャーは長時間しゃがみこんでいるため、背中や腰の筋肉が緊張状態にあります。そこに疲労が加わると疲労骨折を起こしやすい状態になります。

特に「胸郭や股関節の柔軟性」「ピッチングやバッティングフォーム」「姿勢」が関わってくることが殆どです。

どんな症状がでますか?

・投球時やバッティング時に痛い
・シビレたりだるくなったりする
・前傾姿勢、後屈、捻ったりすると痛い
・日常生活で座っていても痛い

腰痛の治療法は?

どんな治療をすればいいのかをお教えします!フォームの改善や筋力トレーニングなどはもちろん大切になります。
それ以外で出来ることも沢山あるのでぜひ参考にしてください。

※椎間板ヘルニアや分離症自体を治すのは難しいですが、治療により痛みの軽減や腰痛の改善には繋がります。

1⃣全身骨格の歪みを改善し、姿勢を改善させる

2⃣マッサージクリームで痛い部分の老廃物を除去し血行を良くする

3⃣腰周辺のストレッチをして、柔軟性や可動域の増大を目指す

4⃣最後にキネシオテーピングで再発予防&トレーニングアドバイスおこないます

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野球で腰が痛い方「毎日のケア」や「治療」が必須です!
「腰痛」は、野球をやる際に大きなストレスになっています。まず原因を把握して、的確な治療をしケアをしましょう!
野球の治療に詳しい専門家が対応しますので、いつでもご相談お待ちしております。

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