お悩み
変形性股関節症による右股関節の激痛
5年前から痛みが出始め、徐々に悪化。整形外科では「軟骨がすり減り、変形が進んでいるため手術しかない」と提案されていた。
来院時の状態
当院の見立てとアプローチ
検査の結果、確かに股関節の変形は見られましたが、「痛みのすべてが変形のせいではない」と判断しました。
原因の分析
股関節をかばうために周りの筋肉(臀部や太もも)が過度に緊張し、それが神経を圧迫してさらなる痛みを生む「負のスパイラル」に陥っていました。
施術方針
1. 固まった筋肉と筋膜を緩め、股関節の可動域を広げる。
2. 股関節に負担をかけない「正しい体の使い方」を再学習する。
3. 定期的なメンテナンスで、炎症が起きにくい状態を維持する。
3年間の経過
改善までには時間がかかりましたが、一歩ずつ着実に変化していきました。
- 初期:施術により股関節の可動域が広がり、夜のズキズキする痛みが軽減。
- 中期:徐々に筋力が戻り、家の中では杖を使わずに生活できるようになる。
- 現在(3年経過):月に数回の定期メンテナンスを継続。外出時も杖を使わず、自分の足でしっかり歩ける自信を取り戻されました。
この症例のポイント
この事例で最もお伝えしたいのは、「レントゲン上の変形=痛みの強さ」ではないということです。
多くの方が「骨が変形しているから、手術しないと治らない」と思い込んでしまいます。しかし、今回のお客様のように、適切なケアで周りの筋肉や関節の機能を高めれば、変形があっても痛みなく生活することは十分に可能です。
