20代の頃から股関節に違和感を感じ、臼蓋形成不全と診断された40代女性の事例です。30代後半で骨切り術を受けたものの、長時間の歩行で痛みが再発し、「将来は人工関節になるのでは」という不安を抱えてご来院されました。
お客様のプロフィールとご来院時の状況
- 年代・性別:40代女性
- 状況:臼蓋形成不全による骨切り術後
- お悩み:手術後に日常生活の痛みは軽減したものの、長時間歩くと股関節に痛みが出る状態。将来的に人工関節になることへの強い不安があり、整骨院にも通院していたが大きな改善は感じられなかった。
骨切り術とは
骨切り術とは、股関節の形状や角度を改善するために、骨を一度切って位置を調整し、再固定する手術のことです。主に臼蓋形成不全のように関節のかぶりが浅い場合に行われ、股関節への負担を分散させることで、痛みの軽減や関節の長期的な保護を目的としています。人工関節とは異なり、自分の関節を温存できる点が特徴です。
当院の見立てとアプローチ
手術により股関節の構造は改善されていますが、「長年のかばう動作による身体の使い方の癖」が残っていることで、特定の動作時に負担が集中している状態でした。
- 筋連動の調整:股関節周囲だけでなく、骨盤・体幹・足部まで含めた全身バランスを調整。特に歩行時に過剰に働く筋肉を緩め、使えていない筋肉の活性化を行いました。
- 歩行・動作改善:長時間歩いても負担が偏らないよう、正しい重心移動と股関節の使い方を再学習。日常生活で再現できるシンプルな動作指導を実施しました。
- 運動指導:股関節の安定性を高めるためのトレーニングを段階的に導入し、負担をかけずに機能向上を図りました。
現在の経過と変化
- ケア開始時:長時間歩行後に痛みが出るため、外出や運動に対して不安が強い状態。
- 定期ケア継続中:身体の使い方が改善され、歩行時の負担が軽減。痛みの出現頻度が徐々に減少。
- 現在:日常生活ではほとんど痛みなく過ごせるようになり、ジョギングも再開。「将来の不安が減った」とのお声をいただき、現在も良い状態を維持するためのメンテナンスを継続されています。
※人物写真はAIで作成したイメージ画像です。
