妊娠期に分泌されるホルモンと体への影響とは?

こんにちは。 藤沢北口カイロプラクティックです。

突然ですが、妊娠中のママさん「妊娠前より体が重怠い、痛い」と感じることは無いでしょうか?

妊娠中は体に様々な変化が起こります。
その背景にはリラキシンという大切なホルモンを筆頭に関わっています。

今回はその中でも特に影響を与えるリラキシンを中心に妊娠中のホルモン分泌の役割や体への影響について解説していきます。

妊娠中のホルモン分泌とリラキシンの影響

妊娠中、ママの身体は赤ちゃんを育てるために大きく変わっていき、その変化を支えているのが様々なホルモン分泌です。
中でも、リラキシンは妊娠特有の大切なホルモンとして知られています。

リラキシンは妊娠初期から分泌され始め、骨盤周りの靭帯や関節を緩める役割を持っています。
これにより赤ちゃんが産道を通りやすくなる準備を体が整えていくのです。 また、リラキシンは子宮の成長を助ける役割も持っており妊娠の継続に欠かせません。

しかし、リラキシンの働きで骨盤が緩むと関節の安定性が下がり、腰痛や恥骨痛・股関節の違和感などの症状が出やすくなる事があります。
妊娠中の体の痛みや不快感はこのホルモンの影響も大きいのです。

その他の大事なホルモン分泌

リラキシン以外にも妊娠中に分泌されるホルモンがあり、簡単に説明します。

・エストロゲン ・・・ 子宮内の維持や血流促進、胎盤の発育を助ける役割がある。
・プロゲステロン ・・・ 子宮の収縮を抑える、赤ちゃんを守るのに重要なホルモン。

今(妊娠中)の自分の体の変化を理解し、安心してマタニティライフを送ろう!

こうしたホルモンがバランスよく分泌されることで、ママの体は赤ちゃんを無事に育てる準備を進めているのです。
特に、妊娠中の体調の変化や不快感はこの複雑なホルモンの働きの結果とも言えます。

妊娠中のホルモンについて知ることで自分の体の変化を理解しやすくなり、不安やストレスも少し和らぐかもしれませんね!

また、妊娠⇒出産を経て女性の体内ではまた妊娠中とは違ったホルモン分泌により変化していきます。
そこについては改めて別の記事にてご紹介していきます。

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