「首を回すとゴリゴリ、ミシミシと音が鳴る」
「デスクワークの合間に首を回すと、いつも音がする」 ——そんな経験はありませんか?
音自体に痛みがなくても、鳴るたびに「大丈夫かな」と不安になってしまいますよね。
特にデスクワークで長時間同じ姿勢が続く方や、慢性的な首肩こりを感じている方は首の関節や筋肉に負担が蓄積しやすい状態にあります。
今回は、首を回すとゴリゴリ鳴る原因について解説していきます。
首を回すとゴリゴリ鳴るのはなぜ?
首には多くの小さな関節とそれを支える筋肉が複雑に組み合わさっています。
この関節や筋肉の動きに何らかの偏りが生じると動かしたときにゴリゴリ・ミシミシといった音が鳴りやすくなります。
音が鳴る主な原因として、以下のようなものが考えられます。
筋肉が固まることによる関節の動きの偏り
デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けると首まわりの筋肉が緊張し続け、徐々に固まった状態になっていきます。
筋肉が硬くなると本来スムーズに動くはずの関節の動きにも偏りが生じ、首を回した際に引っかかるような感覚とともに音が鳴りやすくなります。
関節内の圧力変化
関節と関節の間には関節液という潤滑液が存在しています。 関節を動かした際に関節内の圧力が変化し、関節液に含まれる気体の泡が弾けることで「ポキッ」「ゴリッ」といった音が発生すると考えられています。
これは首に限らず、体のさまざまな関節で起こる自然な現象のひとつです。
姿勢の崩れによる負担の偏り
デスクワークでパソコンやスマートフォンの画面をのぞき込む姿勢が続くと、頭が前方に突き出た状態になりやすくなります。
この姿勢が習慣化すると首や肩まわりの筋肉に一方向への負担がかかり続け、関節の動きにも左右差や偏りが生じやすくなります。
デスクワーク・長時間同じ姿勢が首に与える影響
長時間同じ姿勢を続けることは首の筋肉や関節にさまざまな負担を与えます。
特にパソコン作業が中心の方は、以下のような影響を受けやすくなります。
- 頭が前に突き出た姿勢により、首の後ろの筋肉が常に緊張する
- 肩がすくんだ状態が続き、首と肩の境目の筋肉が固まりやすくなる
- 同じ姿勢が続くことで血流が滞り、筋肉の柔軟性が低下する
- 関節まわりの動きが乏しくなり、可動域自体が狭くなっていく
このような状態が積み重なることで、首を少し動かしただけでもゴリゴリと音が鳴りやすい体になってしまうのです。
音の鳴り方によって考えられる状態の違い
首から鳴る音は、痛みの有無や頻度によって体の状態が異なると考えられます。
以下の表を参考に、ご自身の状態と照らし合わせてみてください。
| 音の状態 | 特徴 | 考えられる背景 |
|---|---|---|
| 音のみで痛みなし | 動かしたときに一時的に鳴る程度 | 関節内の圧力変化による生理的な現象 |
| 音+違和感 | 鳴った後に張り感や重だるさが残る | 筋肉の緊張や姿勢の崩れによる負担の蓄積 |
| 音+痛み | 動かすたびに痛みを感じる | 筋肉の過緊張や関節の動きの偏りが強い状態 |
| 音+可動域の制限 | 首を回せる範囲が狭くなっている | 筋肉が固まり、関節の動きが乏しくなっている状態 |
今日からできるセルフケア方法
首まわりの筋肉の緊張をやわらげ、関節の動きをスムーズに保つために日常生活に取り入れやすいセルフケアをご紹介します。
1. 首をゆっくり倒すストレッチ
椅子に座った状態で頭を右にゆっくり倒し、左側の首筋が伸びる感覚を意識します。
反対側も同様に行い、左右5秒ずつを目安に無理のない範囲で伸ばしましょう。

2. 肩をほぐす肩回し運動
肩を大きく後ろにゆっくり回します。
首と肩をつなぐ筋肉の緊張がやわらぎ、血流の促進にもつながります。
※デスクワークの合間に1時間に1回程度取り入れるのがおすすめです。
3. デスクワーク中の姿勢リセット
モニターの高さを目線に合わせ、頭が前に突き出ないよう意識しましょう。
※長時間同じ姿勢を続けないことが首への負担を防ぐポイントです。
1時間に1回は立ち上がり、軽く体を動かす習慣をつけましょう。
4. 蒸しタオルで首を温める
首の後ろを蒸しタオルなどで温めることで、固まった筋肉の緊張がやわらぎやすくなります。
入浴時にゆっくり首を回すのも、血流促進の面でおすすめです。
こんな場合は整体院へ相談してください
セルフケアを続けても改善が見られない場合、首まわりの筋肉や関節の状態が深く固定化している可能性があります。
特に以下のようなケースは、整体での施術をおすすめします。
- 首を回すたびに毎回ゴリゴリと音が鳴る
- 音とともに痛みや強い違和感がある
- 首を回せる範囲が以前より狭くなった気がする
- デスクワークによる首肩こりが慢性的に続いている
- 自分では姿勢や筋肉の状態がどうなっているか分からない
当院では首や肩まわりの筋肉の状態、姿勢の崩れを丁寧に確認し、関節がスムーズに動く状態へと導く施術を行うことができます。
自己流のストレッチだけでは届きにくい深層の筋肉にアプローチできる点が、専門家によるケアの強みです。
まとめ
首を回すとゴリゴリ鳴る原因の多くはデスクワークや長時間同じ姿勢による筋肉の緊張と、それに伴う関節の動きの偏りにあります。
音自体は生理的な現象であることが多いものの、痛みや違和感を伴う場合は、体からのサインとして受け止めることが大切です。
日々のセルフケアを取り入れながら症状が続く場合や不安がある場合は、我慢せず早めに整体へご相談ください。
首まわりの状態を整えることは、肩こりの軽減や日々の快適な体の使い方にもつながっていくはずです。
首のコリを楽にし、快適な生活の一歩を踏み出しましょう!













