エラの張りを解消して小顔にしたい


生まれつきエラが張っている方、年齢を重ねる毎にエラの張りが気になりだした方などエラ張りに悩んでいる方の相談も多く受けます。
エラが張っていると顔が大きく見えたり、女性の場合は特に男性的な顔に見えてしまい気にする方が多いようです。
そこで今回はエラが張る原因やエラ張りの改善策を紹介していきます。

エラ張りの原因

エラの張りの原因は多く分けて二つあります。
一つは骨格的な問題です。
アゴの骨(下顎骨)の遺伝的な形状で輪郭がある程度決まってきます。その骨を覆っている筋肉や脂肪の厚さも個人差があり、これらが総合的に組み合わさってシャープな顔の人からエラが張って見える人など様々な顔の輪郭が形成されます。

原因のもう一つは生活習慣や体質による後天的なエラ張りがあります。
後天的な原因には
①むくみや脂肪の蓄積
②筋肉の緊張
大きく分けて上記2点の原因が多くこれらは改善の余地があります。
これらを詳しく見ていきましょう。

改善できるエラの張り

①むくみや脂肪の蓄積


顔の血液やリンパ液の流れが滞ると顔がむくんだり脂肪も蓄積しやすくなります。
特にアゴのエラと呼ばれる部分には耳下腺・顎下線といったリンパ腺がありリンパの流れが悪くなったり炎症を起こすとアゴが腫れて見えます。
多くの小顔矯正サロンではマッサージなどでアゴ周りの血流を良くしむくみを改善する事で小顔効果を出しています。

お酒をたくさん飲んだ次の日の朝、顔がパンパンになってた経験がある方も多いと思います。
これは血液中のアルコール濃度が高くなって血管が拡張し、血管やリンパ管による水分の処理が間に合わず、むくんだ状態です。
さらに寝てる間は顔の方に水分が溜まりやすいため朝起きた時にまぶたが腫れたり顔がパンパンになりやすいです。

顔のむくみは水分をしっかりとって適度な運動で改善できます。
さらにアゴや首周りのリンパ管の流れに沿ってセルフマッサージをする事でアゴ周りのむくみ改善と脂肪蓄積を防止できます。

②顎の筋肉の緊張


むくみの問題もありますが物を噛むときに使う咬筋(こうきん)という筋肉が発達しするとエラが張って見えます。
咬筋が張る原因としては歯ぎしりや食いしばりの癖があって無意識の内に顎に力が入っている事が考えられます。
咬筋の緊張を取る事でエラの張りが改善される事があります。

美容外科で行うボトックス注射はこの咬筋の働きを弱めて筋肉を小さくする効果があるためエラの張りが取れます。
即効性はありますが歯ぎしりや食いしばりがあるとまたエラが張ってきてしまうので根本的な改善にはなりません。
ボトックス注射については以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

当院の施術では咬筋を含めた顎周りの筋肉の緊張緩和をメインに施術をする事が多いです。
したがって自然と顔のむくみが取れたりエラ張りが改善する効果も期待できます。
小顔矯正というメニューはありませんが顔のむくみやエラの張りが気になる方にも対応できるので相談して下さい。
生まれつきの骨格が原因の場合は下顎骨を削る整形手術をする事でシャープな輪郭にする事も可能ですが骨を削る手術は時間もお金もかなりかかるためまずは骨以外の原因を少しでも改善可能か試してからでもいいのではないでしょうか。