顎が痛くて口が開かない時に食べやすい食事は


顎が痛くて口が開かない。こんな経験がある方も多いのではないでしょうか?
慢性的に顎関節症がある方は口を大きく開ける事が出来ないのでハンバーガーのように大きく口を開けなくてはならないものは自然と避けて生活している人もいます。

突然アゴが痛くなり口が開かなくなって何を食べていいのかわからない。こんな方のために口を大きく開けなくても食べれる食事を紹介します。

口が開かない時に食べやすい食事3選

①柔らかいもの


日本人の多くが白ご飯を食卓に並べますが、おすすめはお粥です。
ご飯も少しずつ口に入れれば食べる事ができますが時間がかかりストレスを感じてしまいます。
水分の多めにしたお粥をスプーンで食べれば口に入れやすくなります。
タンパク質を取りたい場合は豆腐、ヨーグルトや卵料理がおすすめです。

②細かく刻んだもの


食パンなら柔らかいと思って食べようと思ってもアゴが開かず6枚切り位だと食べれない事があります。
8枚切りのように薄いものを選ぶか細かく切ってから少しずつ口に入れて食べましょう。
果物や野菜も意外と食べづらいです。1㎝くらいに細かく刻むかブレンダーやミキサーで細かくしてスープスムージーとして摂取しましょう。

③麺類


麺類は口を大きく開けなくても食べれるのでおすすめです。
こしのある太めのうどんは噛むときに顎が痛い場合があるので柔らかいそばやラーメン、春雨がおすすめです。
スプーンを口に入れる事が出来ないほど顎が開かない場合でも麺類は少し口に入ればすすって食べることができます。

急に口が開かなくなった時はどうしたらいい?

何の前触れもなく突然痛みが出た場合は炎症が起きている可能性があります。
この場合は口を無理に開けないようにしてまず安静にしましょう。
そして保冷剤などで顎の関節の部分を冷やすと痛みが和らぎ口を開けやすくなる事があります。
顎が腫れている場合は顎関節が原因の場合と歯に原因がある場合があります。
親知らずの炎症などでも顎が開かなくなる事があるので急性の場合は歯科医に診てもらう事をおすすめします。

慢性的に顎関節症があり時々口が開かないケースは筋肉の強い緊張や顎の関節のズレが原因がほとんどです。
急性の痛みとは逆に温めて顎周りの筋肉をゆるめてあげると口が開きやすくなります。

口が開かない時に施術はできる?


当院では顎が痛くて口が開かない方も施術可能です。
口が開かない原因の多くは顎関節のズレか炎症です。
炎症がひどい場合は何をしても効果がない場合もありますが、多くの場合は炎症により噛む時に使う筋肉に強い収縮が起きていて口が開かなくなっています。
この噛む時に使う筋肉を緩めることで口が開きやすくなります。

まとめ

外食が多く自分で料理しない方は食事選びも大変だと思います。
調理が面倒な方には高齢者向けの介護食コーナーでは柔らかいレトルト食品が多数並んでいるので覗いてみてはいかがでしょうか。
その他にウイダーインゼリーのようなゼリー状のドリンクであれば口を開けなくても流し込めるのでエネルギー補給におすすめです。

また、痛みが強くて口が開かない場合は鎮痛薬を飲めば痛みがやわらぎ食事がしやすくなる事もあります。

口が開かなくてお悩みの方はお気軽に電話やメールでご相談ください。

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